miruca_logo02

follow us

page top

miruca_設立30周年!ここからはじまる未来につながるプロジェクト

特別企画

Pick-Up特集

設立30周年!ここからはじまる未来につながるプロジェクト

mirucaは2022年4月1日に設立30周年を迎えます。
記念すべき節目に社員の英知を集めて“未来につながる何か”を始めたいという思いから『設立30周年記念プロジェクト』を立ち上げました。
2020年秋に社内で企画を募集。プロジェクトチームで検討を重ね、“ショートフィルム作品制作と映画祭への出品”に取り組むことが決定しました。

2022.01.05

作品のテーマは『ことばの不完全さ』


miruca_作品のテーマは『ことばの不完全さ』

どのような内容のショートフィルムを制作するか。
30歳以下のスタッフを中心に企画を募集したところ、“ことばの伝え方の難しさ”をテーマとした企画が多く集まりました。
例えば「がんばって」ということば。
勇気づけようとかけたひと言も、受け取り手によっては励ましととらえられないといった不完全さがことばにはある、それをテーマにしてショートフィルムで表現しようということになったのです。


ストーリーの軸は“タコパ”(たこ焼きパーティー)


miruca_ストーリーの軸は“タコパ”(たこ焼きパーティー)

mirucaには数々のドラマ制作に携わってきた技術スタッフは多くいますが、制作も含めオールmirucaスタッフでショートフィルム制作をするのは初めてのチャレンジです。
スタッフは30歳前半までの若手を中心に構成し、社内から集まった企画アイデアをもとに、東京でテレビやラジオの脚本家として活躍している正岡謙一郎さんに本づくりをお願いしました。
作品の舞台となるのは、社会人1~2年目の若者3人が自宅で開いた「タコパ=たこ焼きパーティー」 。
それぞれが会社や世の中に対する疑問を話し合ううちに、ことばの不完全さやことばの重みに気づいていきます。
それぞれの悩みに答えを出そうとしますが、「不完全なことば」では正解を見つけることができない。
いくら悩んでいても世の中は進み動いていく…
それはまさに、3人の会話の最中にもどんどん焼きあがるたこ焼きのように。
人それぞれ考え方も生き方も違う…
それはまさに、たこ焼きの具材が違えば、たこ焼きの味わいが違うように。
3人は たこ焼きから 何かを学んでいきます。
そんなお話です。


熱のこもった打合せ&ロケハン


miruca_熱のこもった打合せ&ロケハン

2021年夏頃から、脚本家・プロデューサー・監督を中心に何度も打合せを重ねてきました。withコロナのためオンラインを活用したり、リアル打合せも細心の注意をはらって進めてきました。
10月に入ると脚本の初稿が完成。
脚本をもとに、スタッフで熱のこもった打合せ・ロケハン(ロケーションハンティング:撮影場所の下見、カメラ位置の確認などを行うこと)が行われました。
監督をつとめる入社8年目の鈴村沙緒利ディレクターは、「物語の軸である“自分が思っていることを言葉で伝えることのむずかしさ”を日々感じながら準備をすすめています。正解はないと思っているので時間の限りみんなで考え、今ある答えを出して、次にすすんでいければと思います。」絵本作家でもある彼女の感性がどんな演出をするのか、注目です。(鈴村ディレクターについては「Spotlight」のページもご覧ください)


ハプニングあり、笑いあり、妥協はなし。


ハプニングあり、笑いあり、妥協はなし。

11月末、札幌。
日の出前の早朝からスタートした撮影初日、クランクイン早々ハプニングが発生!
「手で持てるくらいのタコ」を手配していたはずが、予定の6倍、重さ18㎏ほどもある大きなタコが到着!
男性スタッフでも持つことが大変な大きさに、急遽演出の変更を余儀なくされました。が、このハプニングが功を奏し想定以上のいい画を撮ることに成功!“ケガの功名”は撮影現場でも起こることなのです。
脚本を読み込んで、最初から最後まで納得のいく形で撮影することが鈴村組のスタイル。演者もスタッフも全員が“やりきる”をモットーに、スケジュールがおしてるなどを理由にした妥協は一切なし。監督とチーフカメラマンがとことん話し合ってどちらも納得できるものを撮りつづけました。支えるまわりのスタッフも、盛り上げ上手な助監督に制作助手。いてくれるだけで場が和む技術スタッフなどチームワークは抜群。
早朝から日付が変わるまで続いた撮影でしたが、最後まで熱量が落ちることなく走りつづけました。


監督はひとり三役!美術も小道具も自ら手掛けるこだわり


監督はひとり三役!美術も小道具も自ら手掛けるこだわり

今回監督は、演出だけでなく衣装の選定や美術・小道具にいたる細かい部分まで担当。カーテンを生地から作り上げたり、脚本の世界観をリアルに可視化するセンスを随所に発揮しました。
映像のすみずみまで行き届いた監督のこだわりにも注目してください。


札幌国際短編映画祭など国内映画祭に出品予定


札幌国際短編映画祭など国内映画祭に出品予定

現在、監督自ら編集作業を推進中。
2022年の国内映画祭に出品を予定しています。
今後も進捗状況を更新する予定ですので、ぜひチェックしてください!