ENGカメラマンとして、報道・情報・スポーツ・バラエティなど多岐にわたるジャンルの撮影でロケに出る仕事を担当しています。
テレビを通じてたくさんの人にみてもらえること、家族や友人に「みたよ!おもしろかった!名前出ててすごいね!」と声をかけてもらったりするのがやっぱり嬉しいです。
色々な現場があり行ったことのない場所への道内・道外出張、海外出張、ヘリコプターでの空撮なんかもあり毎日刺激があるのが魅力的です。
入社当初、北海道でいま起きていることの最前線の現場に自分がいることに感動と興奮した記憶があります。
初めてのドキュメンタリーは、乳児院の撮影で、必死に先輩カメラマンの動きを見て何を伝える撮影だったか局に戻って素材を見ながらキャプション用紙(撮影したテープに日付・撮影内容などを書き挟めておく紙)をどう書いたら伝わるか詳しく書こうと頑張っていたりもしました。
その後も、臓器移植医療・流氷・高齢者の映画制作などの現場を経験、カメラマンになってからも食物アレルギー・アイヌとして生きる若者・色々なドキュメンタリーや、震災での被災地への応援、一番に絞れないたくさん印象的な現場があります。
スポーツでは、プロ野球の春季キャンプで沖縄とアリゾナに行きました。約3週間のホテル暮らし生活でしたが、アメリカの文化にもふれて過ごせたことはとてもいい経験でした。
最近では東京オリンピックの現場にも行くことができました。
開幕前から東京入りし様々な競技の撮影を行いました。
女子ソフトボールの決勝の撮影では、特別な緊張感の中、日本代表が金メダルを取る瞬間を撮影できたことは感動と本当に大きな経験になりました。
このチャンスをくれたたくさんの方々に感謝しかありません。
毎日「こう撮ってみよう」を1つでいいから考えて撮影するようにしています。
自分の撮ったものを反省するためにも、何も考えずに撮っていては何が良くて何が良くないかもわからなくなる。
挑戦してやってみれば失敗か成功か、何かが見えてくると思っています。
カメラマンとして誰かの理想や記憶に残る浅野カメラマンのようになりたいと思ってもらえることが夢です。
©エイチ・テー・ビー映像株式会社