(坂本)私たちは、放送ではなく主にイベントの業務を行っています。
あまり知られていませんが、テレビ局にもイベント事業が数多くあります。雪まつり(HTBは8丁目の大雪像や3丁目のパークエア)や夏まつり(大通公園での盆踊り・仮装コンクール)など…、他にも大晦日のジルベスターコンサートやスキージャンプHTB杯、映画の試写会やデパートや催事場でのイベントなど、様々なものがあります。
(眞鍋)イベントでは、看板の作成や進行のお手伝いをしたり、CMや番宣のための撮影は、自分たちでカメラをまわしたり、原稿を書いたり編集やテロップの作成をしています。
配信型のイベント「HTBオンライン劇場」は視聴方法が違うだけで1時間以上の特番のようなものです。
(坂本)「HTBオンライン劇場」は、コロナの影響を大きく受けてイベントがたくさん中止になった2019年の夏から、ネットで演劇や落語、ライブなど様々なエンターテインメントを配信しています。
立ち上げ当時は必死でしたが、時代の流れに臨機応変に対応していく大切さに改めて気付かされましたね。
(眞鍋)いままでの仕事でいちばん印象に残っているのは、HTBまつりでローソンとファイターズとコラボしパンを作る「みんなで育てるパンプロジェクト」を3年間担当したことです。
自分が出したアイディアの一部が商品になって、全道のコンビニで発売されたのは感慨深かった。
でも1ヶ月以上毎週特集を作ったり、HTBまつり当日のイベントや事前特番の中継など、やる事が多すぎてキャパオーバーでした(笑)
本当に本当に大変だったけどやりがいのあるプロジェクトでした!
(坂本)私はイチモニ!でディレクターをしていたとき、室岡里美アナウンサーと木村愛里さんで企画した特集「里(さと)×里(さと)コンビ」が印象に残っています。
里美の里と愛里の里で「里×里コンビ」…この企画が人気特集となり、その後3回特集を放送させていただきました。
私が異動し番組を離れたあとも別のディレクターが「里×里コンビ」の特集を引き継いでくれて、特集を放送、さらに年末の特番としても放送し、みんなに愛される企画となりました。
この企画はディレクターの力ではなく、室岡アナウンサーと愛里ちゃん二人の化学反応だったと思っています!
私はただただ楽しんでいただけなのですが…出演者の2人も楽しんでくれていたようで…それが視聴者の皆さまにも伝わって人気企画になったのだと思います。
室岡アナウンサーが放送前の打ち合わせで、自分たちもすごく楽しかったけど取材中も編集中もディレクターがずっと笑ってて…一番楽しそうだったと言われました。
テレビ局の仕事はキツくて大変そうとよく言われます!確かに大変なことはたくさんありますが…すごく毎日が楽しいです!いろんな刺激があって毎日退屈しません!!
(眞鍋)仕事をするとき、絶対ひとつは「へぇ~知らなかった」と思うような情報を入れることを心がけています。
視聴者の立場になって構成することですね。
今後は、海外に行けない分行った気分になるようなイベントの企画とか食・歴史・若者文化などいろんなことが疑似体験できるイベントの企画、若い人達が楽しめるおしゃれでワクワクするイベントの企画をやりたいです。
(坂本)私も今後の夢はたくさんあります。
いまやっている仕事のつながりで言うと、来場者1,000人規模の大きなイベントを仕切ってみたいです。
3年前hitaruで出演者1,000人規模のイベントを行ったことがありました。苦労の先にものすごい達成感があり今でもその感覚は忘れることが出来ません。
今はコロナの影響もありこのような集客イベントを実施することが難しくなりました。でもまたいつか…今度は来場者1,000人規模の大きなイベントを実施したいと思っています。
「一生懸命が一番かっこいい」高校の頃に出会った言葉で私は今でも大事にしています!
出来る出来ないの前に一生懸命になれているかどうか…これはどんな仕事においても大事なことだと思います!
©エイチ・テー・ビー映像株式会社